第2章【第六感~虫の知らせへ】

前回の「勘やひらめき」は第六感とお話ししました。

今回は、この続きになります。

虫の知らせを世間では悪い知らせだと感じていると思います。

私はそうではないと感じます。

まず、第六感はインスピレーション=(直観・霊感など)ではありません×

この六感は、勘が働くことや動くことではなく、「やってくるもの」なんです。

はて?何を言っているのやら??などと思われるでしょう。

 

自分での思いつきの言葉や行動は、完全に的外れや勘違いになりやすいので、

これとは少し違います。ここは注意してくださいね。

それは、人やモノや現象でやってきて、自ら感じ取っていくことです。

難しい事を言っているな~~などと思っていませんか?

 

例えば、いつも通っている道、いつもの時間なのだけど

「この日に限って」という経験はないですか?

何故か、自然の流れで進んでしまったこと。

これが、「虫の知らせ」へと繋がっていきます

そこで、自分で「なぜ?この道なのだろう」「なぜ?この時間なのだろう」と感じたり

考えた時は、何かしらの動きがあるのです。

 

その、フワッときたものを大事にする それが、シグナル になります。

ここまで何となく分かっていただけましたでしょうか?

 

これは、私たち一人一人の生活リズムや生活ルーティンがベースとなることなのです。

 

いつも時間に乗っていた交通機関などが、事故や渋滞などに巻き込まれた経験はあると思います。

逆に、それをすり抜けた経験もあると思います。

たまたま・・・いつもの生活ルーティンが何かの理由で少し変わった時に、救われた経験や

助かった経験は、誰しもが必ず経験しています。

それは、ヒヤリハット。衝突=「出会い頭」がスッと抜ける瞬間です。

車の運転で話すと、下手で荒い運転でも事故を起こさない人もいれば、

安全運転を徹底している人でも事故を起こす人もいます。

いったい、この差は何なのでしょう?

 

今までの話は、「現象」からくる「虫の知らせ」=「シグナル」でしたが、

これが、人や物を通じてやってくることも同じです。

いつも、生活リズムの中で、有るものが無かった・・・

人を介して何かを言われたり、物や生き物などが伝えてくれたりと様々です。

 

普段は、スッと流してしまう現象を、どれだけ多く見つけて感じ取っていくことが

とても大事なのです。

 

これが、私が言う「第六感」として養っていくことなのです。

でも、この感じ方を自分に入りやすくするには、やはり・・・心の状態や精神状態はとても

大切になります。仏教では「無」に近づくような状態です。

難しくはないのですよ。絶対にできますよ。

「五感」=目・耳・鼻・口・触 この5つを磨いていくこと。

その中でも、耳が一番だいじなのです。

 

この「耳」を磨いていくには、どうすれば?

次回は、耳のお話と「虫の知らせ~災いを退けるには」をお伝えしますね

 

株式会社アエル 児玉敬

URL https://ael-tokyo.com