前回の「勘やひらめき」は第六感とお話ししました。
今回は、この続きになります。
虫の知らせを世間では悪い知らせだと感じていると思います。
私はそうではないと感じます。
まず、第六感はインスピレーション=(直観・霊感など)ではありません×
この六感は、勘が働くことや動くことではなく、「やってくるもの」なんです。
はて?何を言っているのやら??などと思われるでしょう。
自分での思いつきの言葉や行動は、完全に的外れや勘違いになりやすいので、
これとは少し違います。ここは注意してくださいね。
それは、人やモノや現象でやってきて、自ら感じ取っていくことです。
難しい事を言っているな~~などと思っていませんか?
例えば、いつも通っている道、いつもの時間なのだけど
「この日に限って」という経験はないですか?
何故か、自然の流れで進んでしまったこと。
これが、「虫の知らせ」へと繋がっていきます
そこで、自分で「なぜ?この道なのだろう」「なぜ?この時間なのだろう」と感じたり
考えた時は、何かしらの動きがあるのです。
その、フワッときたものを大事にする それが、シグナル になります。
ここまで何となく分かっていただけましたでしょうか?
これは、私たち一人一人の生活リズムや生活ルーティンがベースとなることなのです。
いつも時間に乗っていた交通機関などが、事故や渋滞などに巻き込まれた経験はあると思います。
逆に、それをすり抜けた経験もあると思います。
たまたま・・・いつもの生活ルーティンが何かの理由で少し変わった時に、救われた経験や
助かった経験は、誰しもが必ず経験しています。
それは、ヒヤリハット。衝突=「出会い頭」がスッと抜ける瞬間です。
車の運転で話すと、下手で荒い運転でも事故を起こさない人もいれば、
安全運転を徹底している人でも事故を起こす人もいます。
いったい、この差は何なのでしょう?
今までの話は、「現象」からくる「虫の知らせ」=「シグナル」でしたが、
これが、人や物を通じてやってくることも同じです。
いつも、生活リズムの中で、有るものが無かった・・・
人を介して何かを言われたり、物や生き物などが伝えてくれたりと様々です。
普段は、スッと流してしまう現象を、どれだけ多く見つけて感じ取っていくことが
とても大事なのです。
これが、私が言う「第六感」として養っていくことなのです。
でも、この感じ方を自分に入りやすくするには、やはり・・・心の状態や精神状態はとても
大切になります。仏教では「無」に近づくような状態です。
難しくはないのですよ。絶対にできますよ。
「五感」=目・耳・鼻・口・触 この5つを磨いていくこと。
その中でも、耳が一番だいじなのです。
この「耳」を磨いていくには、どうすれば?
次回は、耳のお話と「虫の知らせ~災いを退けるには」をお伝えしますね
株式会社アエル 児玉敬